永代供養墓からは松山市内をはじめ、晴れた日には瀬戸内海まで見渡せる風光明美な高台にある入佛寺は、八倉八社の別当弘法大師の開基と言われている弘仁初年(810)年から続く歴史あるお寺です。
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| この度、永代供養施設「納骨堂」、近代的な設備を備えた「れんげ苑 永代供養墓」をオープンするに至り、御協力いただいた皆様には心より感謝いたしております。 林光山入佛寺は正面に松山城が見える、松山近郊の伊予市の高台にあります。 眼下に高速道路が見渡せ、近くに高速道路の伊予灘パーキングエリアがあります。 この地に、「れんげ苑 永代供養墓」を設立することにより、無縁仏を少しでも無くし、また豊かな精神的に安らぎを与えてくれる永代供養としての価値を高める所存です。 まず、ご契約される方々にご理解ご賛同頂いて、安心の輪を広げていきたいと思っております。 平成14年に新規の霊園を造成いたしましたが、昨今の経済不況とでも申しますか、霊園を求める方が減ってきました。それに伴い、旧墓地を含めて、年々音信不通になる墓地契約者の方が、徐々に出てまいりました。連絡をくださって、墓地を寺に返還なさる方も中にはおいでますが、多くは墓地の管理がおろそかになるにつれ、だんだんと連絡が途絶えるのがほとんどでした。実に寂しいことです。他の寺院墓地でも似たようなものと、お聞きしました。 継承者のいなくなった墓地は荒れ放題になり、管理する私どもお寺も、大変な状況となりました。確かに少子高齢化社会となり、一人っ子なら両方の家の先祖を見ないといけないような、現在では多々おこりうる問題です。まだまだこちら、四国のほうでは墓地を継承していく文化が残っていると思いますが、昨今では急速にその習わしが薄らいでいるように思われます。当寺院でも一部本堂、外陣を改造したりしながら、永代供養堂のようなものを作り、永代供養希望者には応えていました。ただ、設備とか建設費などでやや高額になり、皆さんが気安く求めて契約できるものではないことも事実でした。テレビや雑誌等で無縁社会などが特集され始め、孤独死など取り上げられ、永代供養どころか引き取り手のない遺骨まで昨今では増え、それがだんだんと社会問題化するようになってきています。 そういう中で去年、身近な知り合いの方が突然亡くなったとの、知らせが入りました。以前から天涯孤独の身で、大阪には疎遠の兄弟がいるとは、その方に少し聞いてはいましたが、急に亡くなるほど病状が悪くなっているものとは、知りえませんでした。 すぐに病院にかけつけましたが近親者も来なく、私を含めて数名の友人が居合わせただけでした。 成り行き上、私が住職であるため、簡単な葬儀を行うこととなり、お寺で永代供養することとなりました。 このことがひとつのきっかけとなり、早急に何らかの方法で、金銭的に負担の軽い永代供養を考えねばとの、強い思いになりました。年齢を重ねれば自然と死のあり方、迎え方をおのずと考えるようになります。将来への不安を悩むより、ある程度身近に永代供養を考えられることは大きな安心となり、余生を暮らす上での支えとなります。 最近、NHKの番組でも取り上げられましたが、無縁社会が話題となっております。 近年の核家族化・晩婚・離婚・少子化等、社会情勢が、孤独死ということを起こしています。誰に知られることなく亡くなり、死後に発見されるという寂しい亡くなり方をされる方が、最近は多いという現象です。当然、遺体を引き取る方もおられず、行政の手で遺骨にされ、引き取り手のないまま宙に浮いている遺骨が、多々あると聞きました。 人一人の人生の最後が、簡単にそういうもので済ましていいのかと考えさせられますが、これが現実です。 人間の尊厳を考えた場合、死後の遺骨の安置の仕方をもっと大事に考える必要があると思います。 近年、生活保護世帯が急速に増えていると聞きます。生活困窮者は現在の生活を維持するのが精いっぱいで、正直死後の事まで考える余裕がないのが現状です。 何らかの救済方法を、寺院としても考えていかなくてはなりません。 当寺院でも最近になり、永代供養の御相談が増えてきております。将来の不安を抱えて、また子供に負担をかけたくないなど、いろいろな思いにより永代供養の希望者が増えてきています。より多くの方が納得してまた、さまざまな家族形態に対応できる、永代供養のあり方。私は協力をしていただけ、またご賛同をしていただける方を探しながら、方法を模索してまいりました。従来永代供養といえば高額になりがちでした。どうしても将来にわたっての管理、また建物や施設の建設費等でどうしてもそうならざるを得ない面もございました。身寄りのない方や、継承者のいない方はどうするのか?予算のない方には、永代は望んでも無理ないのか? 弱者切り捨てにならない方法はないものか?いろいろ協力者の皆様と相談しながら、各地の寺院等を見学参考にし、また先駆者の御意見をお伺いしながら検討を重ねました。その結果25万円の永代供養という価格設定。また、5万5千円という送骨パックを考案いたしました。 直接お骨をお持ちいただける方は5万円です。 特に送骨パックについては、自宅等で諸事情により霊園などに安置できなかったお骨を、遠隔地からも希望者は送ることができる、画期的なシステムです。 日本郵便様とのご協力を仰ぎ、実現に至りました。 お骨をお寺で預かるということで、もともとお預かりしていた方の、気持ちの御負担が少しでも軽くなればという思いです。 いろんな将来への不安を抱えながら、お骨を自宅に置いている方が多いとお聞きしました。無縁をとにかく少しでも無くすようにしたいと考えました。道後平野が見渡せる、高台にある「れんげ苑 永代供養墓」にて、安らかな眠りについていただきたいと願うばかりです。 今回、お檀家の皆様また、寺総代さんをはじめ数名の関係者のご賛同を得て、「れんげ苑 永代供養墓」を建設するに至りました。建設コストの削減等、また「れんげ苑」の設計及びイメージデザインの工夫などで業者様等にもご努力いただき、まことに感謝しております。 ちょうど「れんげ苑 永代供養墓」の建設途中に東日本大震災が発生いたしました。多くの方々が被害にあわれたのをテレビ等で拝見し、当然我々も何かできないだろうかと支援の方法を考えました。まだまだ被害直後で復興の計画すら立ってない状況でありますが、当寺院といたしましても、「れんげ苑 永代供養墓」を通じての支援の方法をこれより模索していく所存であります。 何卒、「れんげ苑 永代供養墓」の設立の趣旨にご賛同いただき、有縁の輪を広げたく存じます。 |
れんげ苑 永代供養墓 林光山 入彿寺 住職 山田晃照
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